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2020-03-19 良い家を建てるために ローン選びのコツ
住宅ローンは返済方法や金利の種類の選び方で使い勝手が大きく異なります。
まず、返済方法。一般的な返済方法は「元利均等返済」です。
これは毎月返済する元金と金利の合計額が一定になる返済方法です。 毎月の返済額が一定だと、家計のやりくりを考えるときに便利です。
しかし、この返済方法は、当初は元金よりも金利分の方が多く、元金がなかなか減りません。
この欠点を補えるのが「元金均等返済」。これは毎月均等にした元金に金利がかかってくる方法。
当初の返済額は高めですが、元金の減りは早く、利息が元利均等返済よりも少ないため返済総額も少なくなります。
金利には大きく分けると「固定金利」と「変動金利」の二種類があります。
固定金利は金利水準が固定されるものです。 長期固定金利の代表には「フラット35」があります。
変動金利は、短期プライムレートや長期プライムレートなどに連動して随時変動していく金利。
一般的には固定金利より変動金利の方が低い傾向にありますが、
今後の市場動向によっては上昇するリスクもあることを覚えておきましょう。
まとめると、
・元利均等返済:毎月の支払額は同じ
・元金均等返済:元金が早く減る
・変動金利:市場動向により上昇リスクがある。短期間で変動することも。
では、ローンの特徴や金利の種類を詳しくチェックしていきましょう。
住宅ローンには、「フラット35」などの長期固定金利のものや、 一定期間、固定金利が適用される固定金利選択型など、
さまざまな特徴を持った民間融資があります。 また、財形住宅融資や自治体融資などの公的融資もあります。
主なローンの特徴をまとめると、
・財形住宅融資(住宅金融支援機構):5年固定金制。返済期間10年以上35年以下
・自治体融資:住宅ローンの利子の一部を補給してくれる制度が主流。条件については各自治体に問い合わせを
・フラット35(民間融資):全期間固定金利、返済期間15年以上35年以内(60歳以上の場合は10年以上)。
フラット35Sは、当初10年間、または5年間にわたり金利を年0.25%引き下げ。
・フラット50(民間融資):全期間固定金利、返済期間36年以上50年以内(完済上限80歳)、認定長期優良住宅であること
・住宅ローンなど(民間融資):金利タイプ、借入れ・返済条件もさまざま
それぞれに特徴があるので各窓口に問い合わせ、自分にとって有利なものを選びましょう。