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2020-02-26 京都の家づくり 家づくりにかかるお金のお話
家づくりで気になるのは「お金」のこと。ほとんどの人にとって一生に一度の家づくりですから、何から考えればよいのか見当もつかない方も多いでしょう。
家づくりのお金の基本は大きく分けると2つあります。
1つ目は、いくら必要かというコスト。工事費以外に別途工事費や設計料、税金、登記費用、住宅ローンの手続き費用、引越し費用など、いろいろな諸費用がかかります。これらをあらかじめ見込んでおかないと、あとでお金が足りないといったことになりかねません。
2つ目は、必要なお金をどう用意するかという資金調達。自己資金と住宅ローンの組み合わせが基本ですが、それぞれ知っておきたい知識がたくさんあります。この2つのことを理解することができれば、家づくりのお金の基本は押さえられます。基本を知ったうえで「いつ・どこに・どれだけ支払えばよいのか」という、スケジュールを理解しておくことも重要です。
まとめると、
・本体工事費+別途工事費+設計料+諸費用=家づくりのコスト
・自己資金+住宅ローン=家づくりの資金調達
家づくりにかかるお金の内容と調達方法を知っておくことから家づくりはスタートします。
では、家を建てるのに必要な費用の内訳はどのようになっているのでしょう。必要なコストは大きく分けて〈建築工事費〉と〈諸費用〉です。
〈建築工事費〉とは、工務店やハウスメーカーなどの工事会社や設計事務所に支払う費用のこと。直接、建物を建てるためにかかる費用=本体工事費、別途工事費、設計料の3つ(通常消費税を含む)に分けられます。よくカタログや広告などに表示されているのは本体工事費です。例えば「3㎡(1坪)当たり8万円」などという表示はこの本体工事費を指している場合が多いようです。つまり、カタログや広告に掲載された価格だけでは家は建たないということ。別途工事費など、建物本代工事費に含まれない費用がかかります。本体工事費は、家を建てるために必要な経費の約75%程度に過ぎないといわれています。
まとめると、
・一般の坪単価:本体工事費のみの表示が多い
・本体工事費:総費用の約75%
こうしてみると、カタログに表示された価格以外に、家を建てるにはずいぶんお金がかかることに気づきます。
正しい知識を身につけて、賢くマイホームを建てましょう。