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2019-02-04 京都の家づくり 外構にもこだわっておしゃれな家に

外構にもこだわっておしゃれな家に

外構という単語はなかなか聞きなれない単語ですが、建物外部の構造物のことを指します。一戸建てを意識したときに初めて知った方も多いのではないでしょうか。屋内スペースには具体的なイメージをふくらませても、屋外スペースにはイメージを持ちにくいかもしれません。でも外構部分は家の生活の安全や質、住みやすさにつながる大切な部分です。今回は、ぜひおさえておきたい外構づくりのコツをご紹介いたします。

 

外構でおさえておきたい4要素

テラス・庭

外構の中でも中心的な存在となる部分です。室内空間とのつながりも密接ですので、室内と屋外の両側面からデザインしていきましょう。ガーデニングや子供の遊び場など目的にあった使いやすさも意識しましょう。

門扉

家の顔ともいえる門扉は、非常に重要な部分です。門扉を前後に開くスペースがある場合は開閉式、スペースがとれないときはスライド式と言われますが、好みによってどちらでも選択可能です。門扉と合わせてその扉周りのデザインも外観の重要な要素となるので、こだわってデザインしてみてください。

フェンス・塀

家の防犯性や外からの視線を遮る役割を果たしてくれることから、住まいの安全性や住み心地に直結する部分です。プライバシーを確保するために完全に囲ってしまいがちですが、泥棒に狙われやすくなってしまうので、視線を柔らかく遮るフェンスなど工夫してみてください。

カーポート・ガレージ

車の出し入れを安全で容易にできる設計が重要です。カーポートの最大のメリットは、車が雨で濡れるのを防いでくれるため、車体が汚れにくくなることです。また、夏には車内温度が上昇しますが、カーポートによって温度上昇を軽減することができたり、寒い時期には車を霜から守ってくれます。住宅本体とデザインを統一することで、全体としてもまとまりのある住まいになります。

 

おしゃれな外構を作るためのデザインのコツ

まずは「ゾーニング」から

玄関までのアプローチや庭、駐車スペースのとり方など大まかな配置と広さを決めていく作業です。気をつけるポイントは道路や隣家からの視線と日差しの入り方です。それから駐車スペースとアプローチは場所が限定されてくるので、その二つのとり方を決めます。使うシーンを考えて実際の生活での導線を確認すると住み始めてからの生活もスムーズです。

色使いに気をつける

おしゃれな外構は色が統一されています。玄関、フェンス、門扉の色をそろえると統一感が出て雰囲気が出ます。また建物とかけ離れた色ではなく、同系統の色を使いましょう。
外構には建物と同様たくさんのデザインやスタイルがあります。最初にスタイルを決めるとよいでしょう。

 

外構の失敗例と対策

夜が思ったより暗くなる

住んでみて初めてわかるのが夜間の暗さです。外構を決めるときには照明プランも大切にしましょう。セキュリティ性の向上にもつながります。

雑草のメインテナンスが煩わしい

頻繁に草むしりをしても解決できず、悩まされることがあります。砂利を敷く前に土の上に防草シートを乗せておきましょう。草むしりの負担を大幅に軽減できるはずです。

屋外で水道が使えない

子供やペットの泥を落としたり、庭の水まきに必要だったりと、屋外に立水栓があると便利です。洗車することを想定するのであれば、駐車スペース近くにも散水栓を設置しておくと安心です。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。注文住宅を建てる時、どうしても家にお金を使ってしまいがちですが、忘れずに外構費用もきちんと残しておきましょう。外構は活用方法によっては家族の絆を深めたり、ご近所とのコミュニケーションを充実させることにも役立ちます。家そのものだけでなく、外構もしっかりプランニングすることで、格段に住みやすい家をつくりましょう。

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