家づくりの“総額”が分かる!資金計画の基本と落とし穴
家づくりを考えるとき、多くの方が最初につまずくのが「総額っていくら必要?」という疑問です。
本体工事費だけを見て予算を組んでしまい、後から追加費用で不安になるケースは少なくありません。
そこで今回は、家づくりにかかる費用の全体像と、見落としがちなポイントを分かりやすく解説します。
京都の都市部でよくある注意点もあわせてご紹介します。
1|家づくりの総額は“3つの費用”で構成される
注文住宅に必要なお金は、大きく以下の3つに分かれます。
① 建物本体工事費
もっとも大きな金額を占める部分。
ただし「本体価格に含まれていないもの」も多く、比較の際には注意が必要です。
② 付帯工事(別途工事)費
・地盤調査・補強
・解体工事
・給排水工事
・外構工事
・電気やガスの引き込み など
特に京都市内では、道路幅が狭く重機が入りにくい現場も多く、
付帯工事が割高になることがあります。
③ 諸費用(手続き・税金など)
・登記費用
・ローン契約費用
・火災保険料
・仮住まい費用
・引っ越し代 など
「建築費」以外にも、暮らしに関わる意外な出費が発生します。
2|思ったより高くなる!? よくある“落とし穴”
落とし穴①|外構工事を後回しにすると予算オーバーに
建物の見積もりに気を取られ、外構を後回しにする方が多いですが…
駐車場、アプローチ、フェンスだけでも100〜300万円ほどかかることも。
家づくりの早い段階で検討を。
落とし穴②|土地にかかる追加費用を見落としがち
京都市内の狭小地・変形地では、
・地盤補強
・隣地との高さ調整
・境界工事
などが必要になる場合があります。
土地代だけで判断せず、“土地+工事コスト”の総額で考えることが重要です。
落とし穴③|設備のグレードアップで膨らむ“差額”
キッチン・浴室・トイレなどは、数万円〜数十万円の差が出ます。
魅力的なオプションが多いですが、
「本当に必要?」と優先順位を決めておくことが大切。
落とし穴④|生活スタートの費用を忘れてしまう
入居後に必要なものとして
・カーテン
・照明
・家具家電
・ネット工事
があり、合計で数十万円になることも。
最初から資金計画に含めておきましょう。
3|無理のない返済計画を立てるには?
家づくりは「いくら借りられるか」ではなく
“無理なく返していける金額”で考えるのが鉄則。
● 返済負担率の目安
手取り月収の 25〜30%以内 が安心ライン。
● 京都でよくあるケース
・車を持つ/持たないで家計が大きく変わる
・子育て世帯は学費のピークを考慮する
・共働きの場合、将来の働き方変化を見込む
ライフプランとセットで検討すると大きな安心につながります。
4|まとめ|“総額”を早めに把握すれば、後悔しない家づくりに
資金計画は、家づくりの“スタート地点”。
建物価格だけに目を向けず、
・付帯工事
・外構
・諸費用
・生活スタート費用
まで含めて、早めに総額を把握しておくことが大切です。
清栄コーポレーションでは、
京都の土地条件に合わせた現実的で安心できる資金計画をご提案しています。
気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
京都で注文住宅を建てるなら 京都での家づくりに精通した 清栄コーポレーション